2018年3月24日土曜日

広島原子爆弾の被爆により、少年の背中には広範囲にわたる火傷から瘢痕組織のケロイドが発生した。(広島)

広島原子爆弾の炸裂による強烈な熱線と放射線により重度の熱傷を受傷した。重態となった被爆者は、爆心地から南約9kmの広島湾沖の瀬戸内海上の似島救護所に護送された。少年の背中には広範囲にわたる火傷から瘢痕組織であるケロイドが発生した。加療を受けた後にも、火傷には放射能の影響により、瘢痕組織が過剰に増殖したケロイドが、不規則に隆起した。特に爆心地から2km以内での被爆により多くは発症した。その経過後にも醜い瘢痕となる後遺症として残存した。




2018年3月18日日曜日

3歳の女児が長崎原子爆弾から約12日後に護送されて、大村海軍病院で間もなく死亡した。(長崎)

長崎原子爆弾が炸裂した1945年8月9日から約12日間も経過した後に、3歳の女児が長崎市内から北東20kmの大村海軍病院に護送された。入院した直後には、前頭部と両方の下腿部の火傷などの外傷にガーゼと包帯処置された。重篤な病状になった原爆症で重病であると診断されるも、為す術もなく記録も途絶えて、間もなく死亡した。




2018年3月10日土曜日

広島原子爆弾による胎内被爆で、妊娠6ケ月で流産して死亡した無脳児がホルマリンで保存された。(広島)

広島原子爆弾による放射能を被爆した妊婦が無脳児を流産した。妊娠6ケ月における流産して死亡した無脳児がホルマリンで保存された。妊娠時被爆の母体からは死産児の頻度が高く、体内被曝には無脳症から小頭症や小児悪性腫瘍が多発した。放射能の影響が代々と遺伝子まで達して、特に妊婦の胎児には悲惨な影響を及ぼした。女性の場合は、卵巣から原始卵胞、グラーフ卵胞、黄体までも損傷していた。男性では、精巣から原始精細胞まで消失していた。原子爆弾には、遺伝子にわたる被爆症の障害が残存した。


2018年3月3日土曜日

16歳の女子学生が重度に長崎原子爆弾に被爆して、大村海軍病院に12日間の収容で全身状態が悪化して死亡した。(長崎)

長崎原子爆弾の炸裂によって、16歳の女子学生が重度に被爆した。炸裂日と同一の8月9日中に大村海軍病院に護送された。顔面および前腕の熱傷にわたり、著明なる水疱を伴った。8月12日に重篤になった原爆症に手当をされた。8月21日にはさらに全身状態が悪化して、呼吸困難で苦悶した。8月22日には、呼吸不全から、さにに顔貌が憔悴して、意識低下となり、肺野にも異常音が出現した。12時52分に死亡して、入院院期間は12日間であった。

2018年3月4日 Japan Atomic Bomb 日本原爆の会 視聴回数 10,000回