2017年4月5日水曜日

広島原爆の1時間後に広島市内を完全に覆うきのこ雲

広島原爆が広島市内に1945年8月6日午前8時15分に炸裂してから約1時間後にアメリカ軍の偵察機から撮影したきのこ雲である。爆心地から南東約80kmも離れたから撮影している。原爆の炸裂から30秒後から広島市内に向けて被災状況を観測するために回旋していた。約30000フィート(9.14km)も上空を飛行するも、きのこ雲はそれ以上も高く膨張して舞い上がる。紫色の炎の中から灰色の巨大雲が中心部は赤色の塊となってきのこ雲が暴発して来る。広島市内はほとんど完全に溶岩のような火砕流に飲み込まれる。南東端の呉市の休山から瀬戸内海の倉橋島から江田島までは霧がかるも、それより北東は完全にきのこ雲に覆われる。