長崎原爆が炸裂してきのこ雲の発生したカラー画像
長崎原爆となるファト・マンを投下したボックスカー(V77)は、一連のきのこ雲までの発生過程をカラー映画で撮影した。日時は1945年8月9日10時55分、高度2438mと記載する。プルトニウム原爆が核分裂して炸裂し、朱色や黄色の多彩色の火塊が回転と膨張しながらきのこ雲が発生した。火球は太陽の表面温度を越して急上昇して急冷却し、外気を取り込みきのこ雲を形成する。爆発の威力は、高性能TNT爆薬の2,200トンに相当した。核分裂で放出された放射線が、空気中の原子に衝突して高エネルギーを発生して上昇気流を起こす。