人類史上で初めての原子爆弾を搭載し投下したエノラ・ゲイ爆撃機
人類史上で初めて原子爆弾(リトル・ボーイ)を搭載し広島市に投下したB-29の爆撃機である。ティベッ(Paul Warfield Tibbets, Jr.)機長が、自分の母親の名前であるエノラ・ゲイ・ティベッツ(Enola Gay Tibbets)からエノラ・ゲイ(ENOLA GAY)と機体前方の搭乗口に記載した。原子爆弾を秘守するため、垂直尾翼の機体番号をマル「R」、認識番号を「86」に変更した。1995年にエノラ・ゲイと原爆被害の歴史をスミソニアン博物館に展示する計画が、退役軍人の猛反対で頓挫して、別館で機体のみ監視して展示している。