2018年1月21日日曜日

長崎原子爆弾の被爆者は医師と看護婦は十分な治療もできず、観察の回診の側で、母親が心配そうに家族を見守った。(長崎)

長崎原子爆弾の炸裂による重度の被爆者が、新興善国民学校に特設された救護病院に護送された。爆心地から南約3kmの新興善国民学校で、窓は吹っ飛び、焼け残った散乱した教室を活用した。長崎市内では、最も多数の被爆者が収容された。病棟となった教室にて、横たわっている被爆者には、その人数に対応するには医薬品や人材などが欠乏していた。医師と看護婦は十分な治療もできずに、回診で観察するしかなかった。その回診の側で、母親が心配そうに家族を見守った。